2013年4月14日日曜日

System Center 2012 Orchestratorでアラート監視と解決を実装してみる (2)

System Center 2012 Orchestratorでアラート監視と解決を実装してみるの続き。

Operations Managerの統合パックを使うためには、Operations Managerの管理コンソールをOrchestratorのRunbook DesignerかRunbook Serverにインストールしておきます。
System Center Integration Pack for System Center 2012 Operations ManagerのSystem Requirementsを参照のこと。

Operations Managerの管理コンソールは、メモリが2GB以上かつ、Report Viewer 2010が必要です。インストールされていないと、Operations Managerの管理コンソールのインストール途中で以下の画面が表示されます。
04omconsoleinstall01

Operations Managerの管理コンソールがインストールされたら、OrchestratorとOperatinos Managerを接続します。
スタート画面から、Runbook Designerを起動します。
05orc-om01

Runbook Designerが起動したら、[オプション]から[SC 2012 Operations Manager]を選択します。
05orc-om02

ダイアログが表示されたら[Add]ボタンを押し、以下のようにOperations Managerへの接続情報を設定します。
05orc-om03

入力したら、[Test Connection]ボタンを押して、以下のように"Connection Successful"が表示されれることを確認します。
05orc-om04

[完了]ボタンを押してダイアログを閉じます。
05orc-om05

同じようにVMMの接続設定を行います。ただしOperations Managerのように管理コンソールをインストールしておく必要はありません。
System Center Integration Pack for System Center 2012 Virtual Machine ManagerのSystem Requirementsを参照のこと。


[オプション]から[SC 2012 Virtual Machine Manager]を選択します。
ダイアログが表示されたら[Add]ボタンを押します。
まず[Types]で"System Center Virtual Machine Manager"を選択します。
06orc-vmm01

続いて以下のように接続情報を設定します。
06orc-vmm02

[完了]ボタンを押してダイアログを閉じます。
06orc-vmm03

ついでにActive Directoryの統合パックも以下のように設定しておきます。
07orc-ad01
07orc-ad02

以上で(今回使うもの+ADの)統合パックを設定し終わりました。
次回に続く