2016年1月31日日曜日

Microsoft Operations Management Suite - Active Directory Replication Status

Microsoft Operations Management SuiteにAD Replication Status(Active Directory Replication Status)が来ていましたので、早速試しています。

ただ、なぜかSystem Center 2012 R2 Operations Manager経由で、情報が拾えません。System Center 2012 R2 Operations Managerの管理パックでは、Active Directory Replicationの状況は監視できるのに、ちょっと不思議なことになっています。

※停止してエラーを発生させています、念のため。

一旦、Microsoft Operations Management SuiteとAgentの直接通信で確認してみます。
結論から言えば、Microsoft Operations Management SuiteとAgentの直接通信では、AD Replication Statusを使った監視ができました。
まずは、Agentをインストールするところから説明します。
Overview→settings→CONNECTED SOURCES からエージェントをダウンロード(今回は[Download Windows Agent (64 bit)]をクリック)します。


ダウンロードしたら、セットアップを開始します。基本的にはウィザードに従います。




この画面では、[Connet the agent to Microsoft Azure Operational Insights]をチェックします。Microsoft Azure Operational Insightsは、Microsoft Operations Management Suiteの旧称です。また、SCOMにも接続できるようになっています(要するにSCOMのエージェントそのもの)。



Microsoft Operations Management SuiteのCONNECTED SOURCESから、Workplace IDを転記します。Microsoft Operations Management SuiteのPrimary keyを[Workplace Key]に転記します。


ここまで来たら、[Install]ボタンを押します。


インストール中。


インストール完了しました。


インストールしたサーバーのアプリケーション一覧にも表示があります。


コントロールパネルの項目として、[Microsoft Monitoring Agent]が追加されています。


Microsoft Operations Management SuiteのCONNECTED SOURCESにもサーバーが追加(今回は2台追加なので、合計3台)されています。


しばらく(Active Directory Replication Statusの但し書きでは、4時間とありますが)、ほおっておくとサマリー画面がタイルに表示されました。


タイルをクリックすると、さらに情報がブレイクダウンされます。


どのコンピューターに関する問題なのか確認できます。





以上、簡単ではありますが、Active Directory Replication Statusの概要をご確認いただけたら、幸いです。

Google ChromeでMicrosoft Operations Management Suiteが表示できない

知人より、標記の件、共有いただいたので、自分でも確認してみました。
あいにくWindows 10でしか試せていませんが。

32bit


64bit

いずれも画面が出ないですね。buildは画像の通りです。

Edge、IE、Fireboxは問題ないです。
Edge


IE


Firefox 32bit


Firefox 64bit


とりあえず、フィードバックしておきましょう。。。

2016年1月22日金曜日

Google ChromeでWebサイト、設定画面が表示できなくなった件

Short tipsです。

Google ChromeでWebサイト、設定画面が表示できなくなりました。Chromeのアンインストール、再インストールを繰り返したものの解決しません。
(画像取り忘れたのですが、真っ白な画面で、Chromeにサインインすらできないです)

いろいろ調べると、iフィルターが影響するようなのですが、あいにくiフィルターは使っていません。
で、セキュリティソフトということで、Avast Antivirusをアンインストールしてみることに。

すると、治りました!
念のため、Chromeをアンインストール、再インストールしてみても、問題無し。
ほっと一安心です。

これで、Edgeと併用できます。

2016年1月17日日曜日

Windows 10 IoT Core Dashboardが便利だった件

久しぶりに新しいWindows 10 IoT Coreのビルドを試してみたくなり、調べもの開始。

今までは、ISOファイルをダウンロードするやり方が一般的だったと思いました。


でも今は、Windows 10 IoT Core Dashboardというものがあるのですね。
https://dev.windows.com/ja-jp/iot
の「すぐに作業を開始」をクリックし、


表示されたページをスクロールして

「Get the Windows 10 IoT Core Dashboard」をクリックし、ダウンロードします。


インストール自体は、setup.exeを実行するだけ。

ちなみに、Windows FWのポート設定も必要です。


こんな感じで起動します。


持っているのは、Raspberry Pi 2ですので、それを指定します。PCにSDカードをセットし、「ダウンロードとインストール」をクリックして、作業開始。
SDカードの内容が消える旨、確認して続行します。


SDカードに書き込み中。


書き込んだSDカードをRaspberry Pi 2にセットし、起動。PCと同じネットワークにつないでおくと、Windows 10 IoT Core Dashboardから管理できるようになりました。


「サンプルを試す」をクリックしてみます。
二つあります。


Windows 10 IoT Core Dashboardからデプロイできるのですね、とても便利!


最後にHardware Compatibility Listを見つけたので備忘録として載せておきます。
http://ms-iot.github.io/content/en-US/win10/SupportedInterfaces.htm


以上、参考になれば幸いです。

2016年1月16日土曜日

Microsoft Operations Management Suite - Security Update Assessmentの概要

Microsoft Operations Management Suite(OMS)のSecurity Update Assessmentがどんな感じで見えるのかをご紹介します。
このデータは、SC 2012 R2 OMと、OMSのエージェントで直接監視しているサーバーから取得しています。

まずは、Overviewです。赤枠内がSecurity Update Assessmentのタイルです。


クリックするともう一段階ドリルダウンした情報が確認できます。
コンピュータに焦点を当てたもの、アップデートに焦点を当てたもの、


そして、Security Updateに関する汎用的なクエリー(問い合わせ)が並びます。


[Computers Missing Required Updates]配下の円グラフタイル[Critical or Security Updates]をクリックすると

コンピューター単位での情報が表示されます。


さらにコンピューター名をクリックすると、どのようなSecurity Update(セキュリティ更新プログラム)が未適用になっているのかがわかります。

[Common Update Queries]の[All computers with missing updates]をクリックしても同じ画面が表示されます。

[Computers Missing Required Updates]配下の円グラフタイル[Critical or Security Updates older than 30 days]をクリックすると

Updateの情報がグラフィカルに表示されます。

[Required Missing Updates]配下の円グラフタイルをクリックしても同じ画面が表示されます。

[Common Update Queries]は、あらかじめクエリーがセットされていますが、カスタマイズできます。
画面の例は、[Missing updates for computer "COMPUTER01.contoso.com" (replace with your own computer name)]をクリックした後にカスタマイズしてみようとしたものです。
データを収集しているコンピューターがリストアップされていますね。


以上、簡単ですが参考になれば幸いです。

2016年1月11日月曜日

Microsoft Operations Management Suite - Backupの概要

新しいソリューションとして、Backupが提供されているので、どんな感じなのか見てみました。
主に画面遷移の紹介を中心にお届けします。

(私が英文を読み間違えていたらしく)Azure Backupに対する監視を提供するものです。

Microsoft Operations Management Suiteでは、ソリューションギャラリーから、追加する形を取ります。


どのソリューションでも追加方法は、「Add」をクリックします。


ただし、Backupは、追加の設定が必要です。Backupをクリックします。


Recovery Servicesのどのバックアップコンテナーを対象するかを選ぶことができます。
※Azure Site Recovery 資格情報コンテナーは、別のソリューションで監視できることから、バックアップコンテナーのみがプルダウンメニューに表示されます。

[Save]をクリックすると、状態がわかるようになっていました。

[Registered servers]をクリックすると[登録済みの項目]の確認ページに画面戦士します。




で容量のほうをクリックすると、バックアップコンテナーのダッシュボードへ画面遷移します。



で下にある[Configure]をクリックすると、冒頭で出てきたバックアップコンテナーの選択画面へ遷移します。


バックアップコンテナーの選択画面

にある、[Create a new Backup vault]をクリックすると、Recovery Servicesの管理画面に遷移し、コンテナー作成に取り掛かれる動きになります。


バックアップコンテナーの選択画面

の[Remove the Backup tile from Overview]は、読んで字のごとしの動きになります。


で下にある[Manage]をクリックすると、バックアップコンテナーの説明画面に遷移しました。


以上、参考になれば幸いです。