2018年5月27日日曜日

Windows Admin Center 1804.25でもChromeだと認証ダイアログ出まくる

1804.25に上がりました。
Windows Updateで配信されてます。



で、設定がきれいに初期化されてるw
※グレーアウトしている部分でサーバーが一台しかない。



Browser Specific Issues
の既知問題に載っているのは、ワークグループ環境なんですが、症状自体はそれそのもの。。。


ちなみに、サポートを明確に表明していないFirefoxは問題無し!
※Edgeは別途確認予定。

しらべたらフィードバックしている人がいた。
Chrome may pop-up multiple credential prompts
ということで、コメント残すとともに一票投じておきました。

Windows Server version 1803でS2D組めない

Deploying Storage Spaces Direct
に概ね沿いながらWindows Server version 1803でS2D組もうとしていますが。。。

ファイルウィットネスのトラブルは、クラスターのコンピュータアカウントへ変更権限を付与して、問題なく解消。



問題は、Nestedなのかもふくめてうちの環境のせいなのか、Enable-ClusterStorageSpacesDirect –CimSession でS2Dが有効化できないこと。
最初は、Clean Disksの実行し忘れかと思い、そこも含めて再トライしましたが、有効化できないことに変わりないです。

2018年5月23日水曜日

Windows Server Insider Preview 17666ではS2D組めました

Windows Server Insider Preview 17623でEnable-ClusterStorageSpacesDirectしても、MSFT Virtual DiskがUnspecifiedのままだよを書いてました。

ずいぶんbuildが飛んでしまったのですが、Windows Server Insider Preview 17666ではS2Dを組んでみることにしました。

今回は3ノードで組んでます。各ノードに256GBの仮想ディスク4台で構成しました。

引っかかったところから書いていきます。

クラスター作成では、クラスターのコンピュータアカウントを先に作っておく必要がありました。ちょっとデグレードしている?!


クラスターのコンピュータアカウントを作ったら、クラスター作成もすんなり完了。

念のため、クラスターの稼働状況、名前解決できるかを確認しておきます。


ファイルウィットネスの接続性を確認して、

ファイルウィットネスを作ります。


ディスクチェックします。


Enable-ClusterStorageSpacesDirectに、–CimSession を付けないで、作成してます。


CSVボリュームも作って完了。


ということで、使ったスクリプトを載せておきます。
元ネタはDeploying Storage Spaces Directの過去バージョンです。現在のversionは、HCIじゃなくてCIも意識されているようでファイルサーバーの役割を入れるようになっています。役割のインストールも、ループを使ってリモートでインストールしてます。
あと、Enable-ClusterStorageSpacesDirectに、–CimSession を付けるようになっていますね。
さてこの–CimSessionですが、もしかしたらVersion 1803の構築で使えるかもしれません。。。なぜならばVersion 1803は、ここでエラー発生してS2Dが組めていないのです。

-----スクリプト-----
#ホストOSで実行
$vmname1="g2wsip17666s2d1"
Set-VMProcessor -VMName $vmname1 -ExposeVirtualizationExtensions $true
Get-VMNetworkAdapter -VMName $vmname1 | Set-VMNetworkAdapter -MacAddressSpoofing On
Get-VMProcessor -VMName $vmname1 |fl vmname,ExposeVirtualizationExtensions
Get-VMNetworkAdapter -VMName $vmname1 |fl VMName,MacAddressSpoofing

$vmname2="g2wsip17666s2d2"
Set-VMProcessor -VMName $vmname2 -ExposeVirtualizationExtensions $true
Get-VMNetworkAdapter -VMName $vmname2 | Set-VMNetworkAdapter -MacAddressSpoofing On
Get-VMProcessor -VMName $vmname2 |fl vmname,ExposeVirtualizationExtensions
Get-VMNetworkAdapter -VMName $vmname2 |fl VMName,MacAddressSpoofing

$vmname3="g2wsip17666s2d3"
Set-VMProcessor -VMName $vmname3 -ExposeVirtualizationExtensions $true
Get-VMNetworkAdapter -VMName $vmname3 | Set-VMNetworkAdapter -MacAddressSpoofing On
Get-VMProcessor -VMName $vmname3 |fl vmname,ExposeVirtualizationExtensions
Get-VMNetworkAdapter -VMName $vmname3 |fl VMName,MacAddressSpoofing

#以降は、各仮想マシン上で実行

#以降は、1台のみで実行
$myServer1 = "$vmname1.sshzk2016.local"
$user1 = "sshzk2016\sashizaki"
$myServer2 = "$vmname2.sshzk2016.local"
$myServer3 = "$vmname3.sshzk2016.local"

Enter-PSSession -ComputerName $myServer1 -Credential $user1
Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts "*"
Net localgroup Administrators sshzk2016\sa_s2dcluster /add
Install-WindowsFeature -Name "Data-Center-Bridging","Failover-Clustering","Hyper-V","RSAT-Clustering-PowerShell","Hyper-V-PowerShell" -IncludeManagementTools
shutdown -r -t 0
exit

Enter-PSSession -ComputerName $myServer2 -Credential $user1
Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts "*"
Net localgroup Administrators sshzk2016\sa_s2dcluster /add
Install-WindowsFeature -Name "Data-Center-Bridging","Failover-Clustering","Hyper-V","RSAT-Clustering-PowerShell","Hyper-V-PowerShell" -IncludeManagementTools
shutdown -r -t 0
exit

Enter-PSSession -ComputerName $myServer3 -Credential $user1
Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts "*"
Net localgroup Administrators sshzk2016\sa_s2dcluster /add
Install-WindowsFeature -Name "Data-Center-Bridging","Failover-Clustering","Hyper-V","RSAT-Clustering-PowerShell","Hyper-V-PowerShell" -IncludeManagementTools
shutdown -r -t 0
exit

#S2D #1で実行
Test-Cluster -node $myServer1,$myServer2,$myServer3 -include "Storage Spaces Direct",Inventory,Network,"System Configuration"

New-Cluster -name s2dwsip17666 -node $myServer1,$myServer2,$myServer3 -noStorage -static 192.168.3.13

#File Witness
Set-ClusterQuorum -FileShareWitness \\g2ws2016fsis01\fwwsip17666

#ディスククリーンアップ
icm (Get-Cluster -Name s2dwsip17666 | Get-ClusterNode) {
Update-StorageProviderCache
Get-StoragePool | ? IsPrimordial -eq $false | Set-StoragePool -IsReadOnly:$false -ErrorAction SilentlyContinue
Get-StoragePool | ? IsPrimordial -eq $false | Get-VirtualDisk | Remove-VirtualDisk -Confirm:$false -ErrorAction SilentlyContinue
Get-StoragePool | ? IsPrimordial -eq $false | Remove-StoragePool -Confirm:$false -ErrorAction SilentlyContinue
Get-PhysicalDisk | Reset-PhysicalDisk -ErrorAction SilentlyContinue
Get-Disk | ? Number -ne $null | ? IsBoot -ne $true | ? IsSystem -ne $true | ? PartitionStyle -ne RAW | % {
$_ | Set-Disk -isoffline:$false
$_ | Set-Disk -isreadonly:$false
$_ | Clear-Disk -RemoveData -RemoveOEM -Confirm:$false
$_ | Set-Disk -isreadonly:$true
$_ | Set-Disk -isoffline:$true
}
Get-Disk |? Number -ne $null |? IsBoot -ne $true |? IsSystem -ne $true |? PartitionStyle -eq RAW | Group -NoElement -Property FriendlyName
} | Sort -Property PsComputerName,Count

Enable-ClusterStorageSpacesDirect

New-Volume -FriendlyName "CSV01" -FileSystem CSVFS_ReFS -StoragePoolFriendlyName S2D* -Size 164GB -ResiliencySettingName Mirror
New-Volume -FriendlyName "CSV02" -FileSystem CSVFS_ReFS -StoragePoolFriendlyName S2D* -Size 164GB -ResiliencySettingName Mirror
New-Volume -FriendlyName "CSV03" -FileSystem CSVFS_ReFS -StoragePoolFriendlyName S2D* -Size 164GB -ResiliencySettingName Mirror

Get-VirtualDisk

Get-StoragePool
-----以上-----

2018年5月14日月曜日

Orchestrator Runbook ServiceがError 0x80004005: Unspecified errorで起動しません。

とある準備のため、SC 2016 OrchestratorのRunbook Designerを起動しようとして起動せず。。。

サービスからOrchestrator Runbook Serviceを起動しようにも、Error 0x80004005: Unspecified errorで起動しません。

調べたら
Problem with Runbook Service on Orchestrator 2012r2
と同じ状況です。

Data Store Configurationからデータベースの接続設定を再構成します。

※画面はSystem Center 2012とありますが、れっきとしたSystem Center 2016 Orchestratorですw


ここで、データベースサーバー名を入力します。(今回は同一サーバー名が入ります)

既にあるデータベース名を指定して、[Finish]ボタンを押せば完了です。


確かに今回は、Update Rollup 5を当てたタイミングでした。
Update Rollup適用後で、件名のエラーコードが出た場合は、試す価値ありですね。

2018年5月5日土曜日

Update Rollup 5 for System Center 2016 Service Manager入れてみた

Update Rollup 5 for System Center 2016 Service Manager
を読むと、手動ダウンロードのみです。

あと、更新手順もありますし、その手順内では役割毎に更新していくことも必要です。
※本環境、Data Warehouseサーバーの接続が、Service Managerコンソールから消えている問題があります。よって、Data Warehouseサーバーとの同期できない。。。

更新の前に、
SERVICE MANAGER 2012 ALREADY REGISTERTED TO DATA WAREHOUSE MANAGEMENT GROUP
でデータウェアハウスの接続を外せるようなので、トライしてみます。

C:\Program Files\Microsoft System Center\Service Manager

Microsoft.EnterpriseManagement.Warehouse.Cmdlets.psd1
がありましたので、インポートします。

Get-SCDWSource を実行してみますが、エントリーがない。。。

やはり失敗するか。

ということで、SCSMとしてはちょっとうまく動いていない感じです。
とりあえず、UR5を適用してみます。

まずはデータウェアハウスサーバーにUR5を適用します。
ダウンロードしたファイルを管理者権限で実行します。


起動したウィザード/ダイアログにて、ライセンス条項にチェックを入れ、[Install]ボタンを押します。




完了しました。
続いてUR5をもう一台のサーバーで適用します。
※セルフサービスポータルとManagement Serverは同一サーバーとなっています。
ダウンロードしたファイルを管理者権限で実行します。


起動したウィザード/ダイアログにて、ライセンス条項にチェックを入れ、[Install]ボタンを押します。






以上

Update Rollup 5 for System Center 2016 Orchestrator入れてみた

Update Rollup 5 for System Center 2016 Orchestratorに沿って適用します。

前提として、SQL Server Native ClientをManagement Serverの役割をになるサーバーに入れておくということです。が、
Installing SQL Server Native Client
によると、SQL Server 2016であればインストール済みとのこと。
確かに2012版はインストール済みでした。


今回の環境は、一つにサーバーにManagement Server、Runbook Server、Runbook Designerが入っています。
が、特に適用する順番の記載が、Update Rollup 5 for System Center 2016 Orchestratorにありません。
あと、Update Rollup 5 for System Center 2016 Orchestratorには、データベースの再構成について言及があります。当該環境はUR4適用済みなのでそこはスキップしますが、UR4未適用であればModify the Orchestrator databaseに沿った対応が必要そうです。

ということで、Management Server、Runbook Server、Runbook Designerの順でMSPファイルを手動適用していきます。
msiexec /update MSPファイル名
を各々実行しているのが下記の画面です。

Management ServerへのMSPファイル適用します。

サービスの停止が必要です。自動的にサービスの停止と再開を行うようにしました。



Runbook ServerへのMSPファイル適用します。



Runbook DesignerへMSPファイルを適用します。




以上で、完了です。

2018年5月4日金曜日

BCM57711でチーミングするとBSoDなのよ

現在は、Qlogicですけど、基板上のチップはBroadcom BCM57711な10Gb Ethernetをチーミングすると、確実にWindows Server 2016がBSoDします。。。

ベンダーが違うサーバー筐体で試してみましたけど、両方で再現orz

調べるとこんな情報がぁ。

とは言え、ワークアラウンドはわかりました。
BCM57711な10Gb Ethernetを[アダプターとインタフェース]側からチーミング(すなわち図の赤枠内からチーミング)すると、

BSoDはしますが再起動後には一応チーミングにはなってます。
注:上記画面は、上記ワークアラウンドによって、既にチーミングしたものです。ただしスイッチは未構成なのでチーミングとしては未使用です。

なお、チームのウィンドウ側からチーミングすると、チーミングできない模様。。。

というわけで、支障はあるもののチーミングは何とか組めるぞっというお話でした。